休息と恐竜 - 2021年9月5日
- リングフィットアドベンチャー近況
ワールド42をクリア。
相変わらず姿勢の定まらないトライセプスは、腕の上げ方よりもむしろ下半身の姿勢の作り方がうまくできていないのではという気がしてきた。
一年間、例外的な休止期間以外はほぼ毎日ルーチンとして行ってきたのだけれど、ワクチン休止期間明けの様子をみるとむしろ適度な休息を入れた方がよいような気もしている。
ただそのようにする場合「休止期間を終えて再開する」というそれなりに精神的負荷の高い過程が高頻度で発生するので、どこかでルーチンが破綻しそうな気がしてしまう。
- 本
- 『ピュア』(小野美由紀/早川書房)
初めて読む著者ということもあって特に前半の作品の文体にやや戸惑ったものの、読み終わった後ではむしろ必要なものであるように感じた。「To the Moon」がよい。 - 『庶務省総務局KISS室 政策白書』(はやせこう/ハヤカワ文庫JA)
出版社のサイトなどにある紹介文からすると社会派の作品として売り出されているようなのだけれども、ゆるい日常系お仕事ものとして読む方がスッキリ楽しめた。これまでの作風とあまりに違って戸惑った、などのレビューをいくつか見たけれども、名義が違うのだから普段の作風と違うのはそれは当然そうだろうと思う。 - 『統計外事態』(芝村裕吏/ハヤカワ文庫JA)
統計要素はそこまで多くなく、むしろ猫の出番が多い。 - 『ALTDEUS: Beyond Chronos Decoding the Erudite』(柏倉晴樹・小山恭平・高島雄哉・カミツキレイニー/ハヤカワ文庫JA)
同名のVRゲームのノベライズアンソロジー。原作を知っている方が当然分かりやすいのだろうけれども、単独で読んでも何が何だか分からないということにはならなかった。
作中年代はかなり飛んでおり、ゲームのストーリーをなぞるというよりは背景の補完という位置づけに思えたのだけれども実際のところはどうなのだろうか。 - 『蒸気と錬金 Stealchemy Fairytale』(花田一三六/ハヤカワ文庫JA)
いわゆるスチームパンクの世界だけれども舞台は蒸気機関とは異なる技術体系が確立された架空の島であることもあり、それ自体はオルトヒストリーであることを強調する以上の装置としては扱われていない。
主人公が何か行動するより、ひたすら周囲の状況が変わっていくことでストーリーが進んでいくので不条理もののように読める。 - 『SFバカ本 たわし篇プラス』(編・岬兄悟大原まり子/廣済堂文庫)
《異形コレクション》の次のシリーズマラソン。続刊もそうなのかは現時点では分からないが、この巻についていえばとにかく下ネタが多い。「ジュラシック・ベイビー」(中井紀夫)がよかった。
- 『ピュア』(小野美由紀/早川書房)