連続実験

記録。

脚・誤解・人狼 - 2021年12月19日

  • リングフィットアドベンチャー近況
     ワールド52クリア。未消化ステージ消化中にプレイした脚スキルのフィットネスジムステージ(スキルの実行だけを行うステージ)で、レッグバンドがずれてしまったせいでマウンテンクライマーの判定がボロボロになりクリア条件を満たすことができなかった。脚スキルは単純にキツい上に判定に泣かされる体感も強くどうしても敬遠しがちになってしまう。


    • 『楽園の知恵 あるいはヒステリーの歴史』(牧野修/ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
       短篇集。半分ほどは既読。
  • その他
    • POLYMEGA
       インストールしていたソフトのうち、前回「起動できるけれどもバグで進まなかった」と言っていた事例のうちの一つは自分の勘違いであることが分かった。お粗末なことに、イベントの発生に必要な条件を満たしていなかった。
    • FEIGN
       最近ゲーム配信で見かけた、いわゆる人狼ゲームのバリアント。Steamで配信されている。
       割と面白そうなのだけれども単純にプレイする機会がない。野良プレイも実装されてはいるものの、開発者の言語であるトルコ語と、韓国語のプレイヤー(こちらの理由はよく分からない)がほとんどのようで飛び込むのは流石に厳しい。
       また、現在アーリーアクセス状態で、なおかつ開発者が2年前から別タイトルをアーリーアクセス状態したままであるということに若干の不安がある。

       今週はあまり書けることがなかった。

船・天神・綿毛 - 2021年12月12日

  • リングフィットアドベンチャー近況
     ワールド51クリア。3周目になって、10分に微妙に足りないクリアタイムのステージが増えたことでワールドクリアまでの日数の推定が難しく、週末にボスステージを持ってくる調整に苦心している。まだ(3周目としては)序盤だからかもしれないけれども。

    • 『忘却の船に流れは光』(田中啓文/ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
       異形の”人類”が形成する閉鎖空間での出来事。フィクションで階級社会が登場したらそれはきっと破壊されるためにある。英題が「都市と星」になっているので、同タイトルの作品とリンクしている部分が恐らくあり、そちらを読んでいるとまた違った感想が出てくるのだろうけども未読。
    • 『アマチャ・ズルチャ 柴刈天神前風土記』(深堀骨/ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
       下町調の町、”柴刈天神前”を舞台に少しだけ奇妙な風景が展開される。実在の俳優などの名前が度々出てくることで超現実と日常が引き合ってバランスを取っている。(残念ながら、自分は言及されている人や作品についてあまり知らないのだけれど)
    • 『星の綿毛』(藤田雅矢/ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
       粘菌のような(粘菌ではなく植物だけれども)テラフォーミングシステムの動き回る世界と、植物でできた生体コンピュータの中に創られた仮想世界という絵がかなりよい。
  • その他
     POLYMEGAで手持ちのソフトのインストール作業を少しずつ行っている。互換機ということで動作確認が徹底しないのは仕方のないことなのだけれども、インストールできない(ディスクを入れた時に起動はできる)ソフト、起動しないソフト、起動はできるが途中で進行不具合の出るソフトなどが手元でも確認できている。前者二つはともかく、それまで普通に進めていたのに突然進まなくなるのは徒労感もあり割と堪える。そこそこの頻度でアップデートはしているようなので、あまり過度な期待はせずに待ちたい。

休養・バランス・カタログ - 2021年12月5日

  • リングフィットアドベンチャー近況
     ワールド51進行中。今週は脚に痛みのある日があったのでその日は急遽休養日とした。無理はよくない。
     3周目に待機ターンがなくなったことで、どちらの手にリングコンを持つかで明らかに負荷の掛かり方が違うにも関わらず途中で持ち替えがないアームツイストがバランスよく行えるようになった。


    • 『ノルンの永い夢』(平谷美樹/ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
       現代の日本と第二次大戦期のドイツでの出来事が交互に展開していく。歴史の改変という要素が入ってくるパートでは並行世界の出来事が混在する文章という形が採られていて、テクニカルには面白いと思ったのだけれど読む側として素朴に触れると当然ながら読解がなかなか難しい。
    • 『フィニイ128のひみつ』(紺野あきちか/ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
       世界規模で行われる、TRPGを更に大掛かりにしたような「W&W(ウィザーズ&ウォーローズ)」というゲームの中でタイトルにもなっている「フィニイ128のひみつ」の謎を追っていく。とはいえ基本的に物語は基本的に「W&W」のレイヤーの中で進み、ゲームの外側は「W&W」の基盤であるという以上の扱われ方はしていなかったように思う。
  • その他
     POLYMEGAのストレージが未拡張(32GB)ではまったく足りないということが分かったので追加でSSD(1TB)を購入した。来週中には到着の予定。POLYMEGAのシステムメニューには未所持も含むタイトルが列挙されたカタログ的な画面があり、これまで全く触れたことのなかったセガサターンなどはともかくそれなりにタイトルを知っているつもりだったプレイステーションでも見覚えのないゲームが見つけられて眺めているだけでもそれなりに楽しい。

狩り・隧道・島 - 2021年11月28日

  • リングフィットアドベンチャー近況
     ワールド50進行中。3周目に入るとミニゲームや特殊ステージのクリア判定基準が上がると勘違いしていたのだけれども、こちらは2周目から据え置きとなっていた。ミニゲームに関しては未だにSランクが取れないものもあるのでありがたい。
     3周目から意図的に使うようにしたスキルのプリセットは、攻撃範囲などに意外と偏りがあるので思わぬところで時間がかかるなどしている。


    • 『ロミオとロミオは永遠に』(恩田陸/ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
       厳重に管理された巨大な学園での生活とそこからの脱出。舞台が"男の世界"(同性愛という意味ではない)だったりサブカルチャーとの距離感が違ったりとやや肌に合わない部分があったが、それはこちらの問題である。
    • 『狩りの季節 異形コレクションLII』(監修・井上雅彦光文社文庫
       霧島ケイ「七人御先」/澤村伊智「えれんとわたしの最後の事件」/牧野修「ブリーフ提督とイカれた潮干狩り」/斜線堂有紀「ドッペルイェーガー」/空木春宵「夜の、光の、その目見の」
  • ゲーム
    • 金田一少年の事件簿〜星見島 悲しみの復讐鬼〜
       セガサターン用ソフトとして発売されたゲームを、ようやく届いたポリメガ(レトロゲーム互換機)でプレイしている。同名漫画のゲーム化作品の一つで、犯人となって金田一を出し抜くのが目的という異色の内容。基本的にはテキストを読むことで進み選択肢が現れるノベルゲーム形式だが、たまにQTEに毛が生えたようなミニゲームが挟まれる。分岐で全体的な展開が変化することはなく、選択肢を誤ったりミニゲームでミスをしたりすると間もなくバッドエンドとなる。セーブは自由にはできず正解ルートを進行していると現れるセーブ画面のみで可能なので、その画面になるとそこまでのシーンで正しい選択肢を選んだことが分かる。
       プレイ状況としては、二つ用意されているシナリオのうちの一つをとりあえずクリアしたところまで。ゲームクリア時は当然金田一によるいわゆる「解決編」は行われないが、明智警視が(誤った)推理を自信満々に披露し無実の人間を誤認逮捕して去っていく。そのシーンのBGMはベストエンドにも関わらず非常におどろおどろしい。扱いとしてはバッドエンドだが、クリア直前で犯行が露呈し金田一に告発される展開が原作に近くカタルシスもあるように感じた。
       ゲームオーバーの画面では原作に登場する“怪人”たちが現れ、直前の展開でどの行動がまずかったかなどをそれとなくアドバイスしてくれる。

見たことがあるようでないもの - 2021年11月21日

  • リングフィットアドベンチャー近況
     二周目の最後の取りこぼしを回収して三周目に突入。ひとまずワールド47をクリアした。
     三周目の要素として攻撃範囲が同じであればスキルの攻撃力が平準化され、更にスキル使用後の再使用可能までの待機ターンが撤廃されたので、スキルタイプの相性を除けば好きなスキルを好きなだけ使えるようになった。とはいえこれでスクワットなどつらいスキルから逃げてしまっては本末転倒なので、三周目の縛りとして個別にスキルをセットするのではなくプリセットを積極的に使っていくようにしたい。


    • 『グラン・ヴァカンス 廃園の天使I』(飛浩隆/ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
       単行本版は初読。文庫版を何度も読んでいるので今更書くこともないだろうと当初は思っていたのだけれども、これまで記憶していたフレーズが見つからない、逆に見覚えのないフレーズがあるなど意外に新鮮な読書体験となった。流石に全体の流れが変わるほどではないけれど、場面単位でそれなりに改稿されているようだ。その意味で次作の『ラギッド・ガール』も楽しみになってきた。
    • 『アイオーン』(高野史緒/ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
       核戦争でローマ帝国が衰退した後の中世ヨーロッパとその周辺、という破天荒な舞台にまず惹きつけられる。キリスト教周辺などの描写は現実のそれらについてのこちらの知識が乏しいこともあって、その「ずれ」を十分に楽しめたとは言い難いところもあるけれど、マルコポーロアーサー王などある種キャッチ―な人物も登場して異形の世界で活躍を見せてくれる。今回初めて読んだがかなり良かった作品。

  • その他
    • ストレージ
       相変わらず、AWSのストレージに漬けてあるスキャン済み書籍データのダウンロードおよびNASへの格納の作業を続けている。

一区切り - 2021年11月14日

  • リングフィットアドベンチャー近況
     アドベンチャーモードの二周目が終了。最終面は開始から終了までの時間が1時間半ほどの長丁場となった。 f:id:tes63may2:20211114145003p:plain  一周目でもそうだったので今回は特に驚いたわけではないのだけれど、アドベンチャーモード最終面のボスには第二形態があり、ステージ選択画面での推定所要時間はどうもこの形態とのバトルを考慮に入れていない節がある。スキルを実行している時間だけを考慮した推定所要時間と実プレイ時間が合わないのは仕方ないとしても、実際にプレイした時のゲーム内のタイムカウント(スキルを実行している間だけ動くカウント)とも倍近く差があるのは流石にどうかと思う。各ワールドの最終ステージに非常に時間がかかるのはいつものことなので、一周目の初見時にも週末にプレイするようにしていたのでダメージは少なかったけれども。
     スクリーンショットは撮り忘れたけれども、プレイ時間は99時間となっていた。
     事前に仕入れていた情報通りもう一周分のステージが用意されているようなので、いくつか残っている二周目のミニゲームや分岐ステージなどを消化したら引き続き取り組んでいく。


    • 『海を見る人』(小林泰三/ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
        起こっていることは相当にベタなのだけれども、表題作はやはり好き。
    • 『妻の帝国』(佐藤哲也/ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
      「兵士」の発する言葉まわりの不条理な理屈の語りがとても気に入っている。
    • ウロボロスの波動』(林譲治/ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
       同じ《AADD》シリーズで時系列的にもう少し後の作品を先にアンソロジーで読んでいたがこちらは初読。既読作品の方は異星人との意思疎通がテーマになっていたので、ファーストコンタクトテーマのシリーズであるという認識だったのだけれども、この時点ではそのような存在は示唆されるに留まっていて、むしろ宇宙開発テーマの方がメインになっている。

  • その他
    • NAS
       AWSのGlacierDeepArchiveストレージにバックアップしておいたデータを、順次利用可能な状態に復元しつつダウンロードしてNASに格納している。GlacierDeepArchiveはストレージの容量当たりの月々の利用料金が安い代わりにデータの取り出しに手間と重めの課金があるというサービスなので、しばらくはAWSの利用料金が高めになってしまうだろうけれどもこれはまあ仕方がない。

NAS・火星・予定表 - 2021年11月7日

  • リングフィットアドベンチャー近況
     二周目の積み残しステージ数からして、来週末に二周目のラストバトルを消化することがほぼ確実な状況となった。一周目の到達時にはステージ選択画面で表示される予想プレイ時間が45分となっており、開始後10分過ぎに出てくるアナウンスで毎日終了している身としてはひっくり返りそうになってしまった。なお、その時の実際のプレイ時間(ソフト起動から終了までの時刻)は1時間半ほどだったように記憶している。予想プレイ時間は途中に休憩を挟まないことが前提なのだろうが、そんなことは到底不可能なので日程を調整して週末にラストバトルを消化することにしている。
     久々に「立木のポーズ」を行ったところ、右足での安定性がだいぶ増していた。このところいつも似たようなことを書いているけれども、結果が数字としてはどうしてもなかなかはっきり出てこないところ、このように変化を感じられるのはそれなりにモチベーションを保つ効果がある。
     今週の出来事として、ツイッターのフォロワー氏から、ゲームを起動していない時に簡易に実施できる「ながらモード」で獲得したポイントを「おすそわけ」として頂戴した。自分はほとんどそのモードを利用していないのでおかえしができるかは分からないが、ありがたいことだ。


    • 『異常論文』(樋口恭介編/ハヤカワ文庫JA
       厳密に論文というフォーマットで統一されているかというとそうでもなく、創作講座の作品講評やアンソロジーの解説文といった、得意分野で参加している作品もいくつか。
      「火星環境下における宗教性原虫の適応と分布(柴田勝家)」が特に好き。ネタとしては対象を突き放す方向にいくらでも振れそうなところ、あえて歩み寄るようなまとめ方をしたのが印象的だった。
       文芸・芸術評論というような雰囲気の作品については普段読み慣れていないこともあってなかなか難儀する部分もあった。これはこちらの問題だけれども。
       またKindleの場合、図が文の回り込みなどの処理をされることなく行を占有して表示されるのでやや読みづらい部分があった。

  • その他
    • NASを導入した
       ローカルのストレージ容量が小さいという問題が以前からあり、利用頻度の低いデータをAWSのS3に放り込んでおくという方針を取っていたのだけれども、費用を抑えるためアーカイブ用プラン(Glacier Deep Archive)を利用している関係上取り出しに日単位の時間が掛かるという欠点があった。また、ローカルにしか保存していないデータはバックアップがないという状況で、こちらもHDDの代替わりなどを考えると不安がある。
       そんな状態だったので、この度冗長性を確保した新たなストレージとしてNASを導入した。機種はSynoloyのDS220+、RAID1で6TBのHDDを2台使う構成とした。ハードウェア的な知識や経験はかなり弱いのだけれども、トレイにHDDをセットして起動し設定を行うまで特に必要な機具もなくほぼつまづくことなく進み、使い始めることができた。データの破損を気にする必要が完全とは言わないまでもなくなるのはよいことだ。
       今のメインのノートPCも使い始めて3年ほどになるので、これまでのサイクルからすると残された時間はあまり多くない。事態が決定的になる前に環境を整えられたので一安心している。いい加減、次は部品の交換などがしやすいデスクトップ型PCを使うべきかもしれない。
    • NINTENDO64 Nintendo switch Online
       とりあえず時のオカリナを始めた。価格設定やグラフィックのエフェクトについての話はともかくとして、実機を知っている故の違和感では片づけられない遅延があり、少々難儀している。具体的にはオカリナの演奏画面などで顕著。WiiUバーチャルコンソールの時もこのような状態だったという話もあるので今後改善するのかは分からないが、このままの状態であれば実機を調達することを検討するレベルなので是非対応してほしいというのが率直な気持ちである。配信ペースについても見通しなどの情報が欲しい。