連続実験

記録。

続刊希望 - 2021年2月21日

 ワールド18の落穂拾いを終え、ワールド19道中。
「肩こり改善セット」を使ってみたところ筋肉痛が出てしまった。精進したい。
 スキル構成の都合でバンザイスクワットが常駐するようになり、だいぶ慣れてきた。あまりきれいな話ではないけれど、プランクは何度もやっていると汗で腕が滑ってしまう。英雄3のポーズの安定はまだない。

    • 異形コレクション(監修:井上雅彦光文社文庫
      • XVII『ロボットの夜』
      • XVIII『幽霊船』
         気に入ったのは、
         『ロボットの夜』からは「木偶人」「上海人形」「角出しのガブ」
         『幽霊船』からは「右大臣の船」「リジアの入り江」「三等の幽霊」「幽霊船」「船自帰」

     以下は、今週読んだものではないけれど、昨日発表のSF大賞の最終候補になっていたもののうち以前読んだもの。

    • 星系出雲の兵站林譲治ハヤカワ文庫JA・全9巻)
       タイトルになっている兵站要素は途中で主題から退いた印象はあるものの、異星人とのコンタクトがその位置に座り、それはそれで楽しめた。
    • 歓喜の歌 博物館惑星III(菅浩江早川書房
       衛星軌道上の博物館に持ち込まれる美術品や事件をめぐって展開される短篇連作の第三作。各篇に散りばめられた要素が最後に集結する大きな完結もあるけれど、各篇で起きる出来事それぞれもシンプルに楽しめる。
    • 100文字SF(北野勇作ハヤカワ文庫JA
       本書がどんなものであるかはここで説明するよりツイッターを「北野勇作 マイクロノベル」で検索してもらう方が早い。初出が基本的にツイッターである以上読むだけなら今でもWebで読むことはでき、あらためて書籍としてまとめる意義は数が揃ってこそ発揮されるものだと思うので是非続刊を出してほしい。
    • 日本SFの臨界点(編:伴名練/ハヤカワ文庫JA
       入手困難な作品を中心とした再録アンソロジー。賞のエントリー文(Web経由で誰でも出せる)にも書いたけれど、「見本として具体的な作品を掲載した上で作品解説や編集後記で収録されていないその他の作品への動線を作る」という雰囲気が強い。この場合、編者は売り込む立場ということになり、前面に出てくるのは理に適っている。よく分からない人間に突然何かを薦められてもあまり効果はないだろうから。他方、そうなると各作品がここに収録される意義が問題になるけれど、冒頭に挙げた通り入手困難な作品を再発掘するという形でそれを確保している。

     未読の作品『タイタン』『時のきざはし』については今後フォローしていきたい。