連続実験

記録。

新しい記事 - 2021年1月3日

 ブログを書こうと思う。
 新年だから新しいことをしよう、などと言うのは性に合わないのだけれども、結果としてそのようになってしまった。

  • 目的

 これは自分だけが感じていることではないと思うのだけれども、ツイッターでばかり文字を垂れ流していると文の書き方がそれに適応していくのを感じる。具体的に言うと、140字に収める切り貼りで生じる極端に長い一文であるとか、そういうものだ。
 そのような書き方に慣れてしまった状態から離れたくて「なんでもいいから別の媒体で何か書こう」と思い立ったのが一年と少し前のことで、その時点からは少し時間が経ってしまったけれど、重い腰をあげて書き始めることにした。

  • 頻度

 週一本を目指す。

  • 話題

 ここではインターネットの話はしない。そういった行儀の悪いことはツイッターでやろう。
 その週にあったことには限定しない。特に初めのうちは昨年以前のことで書けることがありそうでもあるし。

  • 本文1(ゲーム)

 前々回(2019年)の健康診断の後、普段と違う厳しいご意見のお便りが届いたことに驚いたものの、何かしないといけないなと思いつついつものように何もしないまま半年ほどの時間が流れた。
 いい加減何かするか、と自分でも思い始めた頃、ちょうどツイッターの目に見える範囲でリングフィットアドベンチャーが流行っていたので、素直にそれを買うことにした。
 折角ダウンロード版を買ったにもかかわらず、例のごとくそこから更に半年ほど触らないまま放置してしまったが、昨年8月にめでたく開封を行った。なお、年の表記を見れば分かることではあるが開始時点で冒頭に述べた健康診断からは1年ほどの時間が経過している。
 使用感などはここで改めて触れなくとも他の場所でいくらでも読めるだろうから詳しくは書かないが、巷で言われている通り使ってみる前の予想よりだいぶ負荷が高い。
 現時点での通算プレイ日数は120日ほどだ。
 ランキング機能などはあるらしいけれども、基本的には一人で黙々と続けられるので、スポーツという言葉に忌避感を抱いてしまう自分のような人間でも続けることができる。そういうところが性に合っているのだと思う。

 一方、不満点もいくつかある。
 動作の判定基準を辛くした時のスクワット系の姿勢がかなりシビアで、ベストの判定を出そうとすると提示された動きでは膝をやりそうな気がしてしまう。
 また、アドベンチャーモードでは各動作に攻撃力や攻撃範囲などが割り当てられており、それらを使って敵を倒していくことになる。パラメータに優劣があると、人情としては優れている方を使いたくなってしまうので、結果として使う動作に偏りが出てくる。強さと負荷が連動しているのならばそれでいいが、楽にこなせる割に非常に強いスキルというのも珍しくないので、どうしてもそれらの使用頻度が高くなってしまう。
 一部のミニゲームでは上位のクリア条件が非常に厳しく、ワンミスでそこまでの苦労が水の泡になってしまうことも少なくない。自分はその手のクエストを消化しながら進めていきたいタイプなので、一番苦戦した時時で一週間ほど同じミニゲームをプレイし続けたことがある。

 また補足として、当初は床に直で立ってプレイしていたものの、サイレントモード(一部の動作を足音の小さい動作で置き換えられる機能)にしても結構な振動が出るので、以下のヨガマットを買った。
 横幅が少し足りないなと思うことはあるけれど、見ての通り折り畳むことができ、後始末も楽なのでこの値段なら十分と思える程度には役立っている。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B074WZGWTL

  • 本文2(買ったもの)

 前項と似た動機(要は健康が気になっている)で、12月の頭頃に「Mi Band 5」を買った。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08CV7T692

 歩いた歩数や心拍数などを記録してくれるスマートバンドだ。自分が購入した時は4000円掛からないくらいで買うことができた。もっと高価で精度が高いものもあるのかもしれないが、エントリーモデルとしては手頃だし、そこまで精密に数値を測りたいと思っていたわけではないのでとりあえずこれを購入した。まあ、一回目の購入でバンド部分しか入っていないものが届いて、返品手続きなどをするのが面倒でそのまま二回目の購入ボタンを押したので、実質倍の金額で購入したことになるのだけれども。クレームを入れるのは体力を使うのであまりやりたくない。
 面白い機能(製品特有ではない)として、睡眠の質を数値化(どう定量化しているのかは知らない)する「睡眠スコア」をはかることができ、ツイッターの観測範囲では「睡眠スコアバトル」というものが流行っている。アプリ単体でも「全体の上位何パーセント」という数値を教えてくれるが、とりあえず数値を出力してSNSで共有すればそこに上下関係が生まれるわけで、非常にプリミティブな形でゲーミフィケーションが行われる。
 自分は寝る時間が遅いせいかこれまでにあまり高いスコアを出せていない。

  • 本文3 (本)

 基本的に電車での移動時間に本を読んでいるので、移動時間が少なくなる時期は本を読む量が少なくなってしまう。今年は特にその傾向が強かった。

 SFマガジン連載中の『空の園丁』が2007年4月号に先行掲載された「蜜柑」の部分に到達した。自分は関連作品である『グラン・ヴァカンス』『ラギッド・ガール』を2013年に読み、その少し後(多分2015年頃)にSFマガジンのバックナンバーを確保して「蜜柑」を読んだ。その自分でさえ結構な感慨があるので、当時から待っていた人の感慨はもっと大きいのかな、などと思う。百合特集2021はまた単独で本になりそうな気がするので、その時にちゃんと読む。

  • 感想

 編集画面に向き合って書いては消し書いては消ししていると、本当にこれを公開して大丈夫なのかという気分になってくる。普段ツイッターでもやっていることは大して変わらないはずなので、普段は感覚が麻痺しているのだと思う。やはりツイッターはこわい。
 文体については、敬体がやりやすいと思ったらそちらに変えるかもしれない。