連続実験

記録。

猿と岬 - 2021年10月3日

  • リングフィットアドベンチャー近況
     ワールド45をクリア、ワールド46(最終)終盤まで。一週目の時にラストバトルは一時間半ほどかかったのでそのように覚悟しておきたい。
     また、二周目のラストバトルに進む前に二周目の積み残しをなるべく片付けておく。
     実施するスキルの種別について、攻撃力などゲーム的な面で有利なものを選んでしまう傾向はどうしても強かったので、そのあたりが部位相性以外均される三周目には割と期待している。


    • 『ミサキラヂオ』(瀬川深/早川書房《想像力の文学》)
       事前にツイッターで見かけていた著者の言葉が頭に残っていたのでCDが出てきた時には笑ってしまった。ただ、ミサキという空間に多様な時代を重ね塗りする構造と理解したので、時代考証をしてこの時代にこれがあるのはおかしい云々をしてしまうのは確かに意味がない。ただ、それまで婉曲的に表現していた構造を最終章で作中人物の小説家が文字通り"説明"してしまうのは、答え合わせとしては大変ありがたいのだけれども本当にこれでいいのかと余計なことを考えてしまう。
    • 『猿駅/初恋』(田中哲弥早川書房《想像力の文学》)
       初読時には気づかなかったけれども、表題作(「初恋」)はもしかすると【俎の上の鯉】のもじりから着想したのだろうか。今回も自分で気づいたわけではなく、帯にそれを仄めかす文が書いてあったのだけれども。冒頭から生理的嫌悪を催させる悪夢のような作品が並ぶが、巻末に置かれた「猿はあけぼの」で爽やかに締めくくられ丸め込まれてしまう。猿に始まり猿に終わった。

      《想像力の文学》叢書は既読のものも含めてかなり期待値が高かったのだけれども、今のところ好調な滑り出し。短命に終わって全部で10冊しかないのが惜しい。
  • その他
    • ツイッターとの距離をとる
       現状、タイムラインを眺めていて言及したい欲求が衝動的に出てくることが減ってきたのであえて閲覧を控える必要はないという状態なのだけれども、それは結局ツイッターに時間を使ってしまっているのでこれはこれであまりよくないように思う。