連続実験

記録。

穴埋め - 2021年1月24日

 穴埋めで書ける項目を増やしていくことが、毎週記事を書き続けるために大切だということが分かってきた。毎週トピックを見つけて一説ぶてるような気力があれば構わないのかもしれないけれどそんなものはないし、そのスタイルの行きつく先は時事ネタを切る姿だ。悲劇を繰り返してはいけない。

 ワールド16を進めている。このワールドは脚スキルがフィーチャーされているので、覚悟を決めてスクワット系のスキルと向き合っている。負荷30だとほぼ座り込むような恰好まで足を曲げないと良判定になってくれないので、これは流石にどうかと思う。
 左右を入れ替えて同じことをするスキルをやっていると、自分の身体のバランスがいかに崩れているかというのが分かる。肩に鞄を掛ける際に一方だけを使うのが原因(少なくともその一つ)なのだろうなと考えているのだけれども、遠い昔に「リュックを背負っているのはオタク」という言説に呪いを掛けられてしまったため、なかなか解決手段を取れずにいる。別の要因として、単に足癖が悪くてすぐに足を組んでしまう。
 英雄3のポーズのように左右どちらでもまともに通せないものはあるけれども、それはまた別の話である。

・『ジャン=ジャックの自意識の場合』(樺山三英徳間書店
 再読。日本SF新人賞の受賞作が一気に電子化されたので、順番に読んでいる。
 単独で読んだ時(その時は同じ作者の書いた本をいくつか読んだ)にはなかった視点だけれども、ある特定の賞について受賞作を並べてみると、一連の受賞作にある傾向が見え、それが変化したり、時には突然変異的にその傾向から外れるものが出てきて面白い。書く方選ぶ方としては知ったことではないのだろうけれども、自分は前年までの作品にはかなりはっきりした傾向を感じていて、本作はそこからはかなり逸脱した印象を受ける。選評などを当たればそのあたりについて言及があるかもしれない。
 まあ、こういう話はどこかのSF研によって既に語られていることなのだろうしあまり深入りはしない。

異形コレクション IX『グランドホテル』(監修:井上雅彦廣済堂出版
 先週に引き続き読んだ。初読。前巻まではテーマが設定されてそれに沿った作品が収録されているという形だったけれども、この巻ではもう一歩踏み込んで、ある程度の設定を共有したホテルを舞台とした作品が収録されている。土台は共有していても、特に辻褄合わせをしているわけではないのに統一性が感じられるのが面白い。

  • 生活

 ブログに書くネタを作るために日々の生活を生存だけの無にしない、というのは動機としてはねじれているかもしれないけれども、生活の質が最低水準を割らないようにする方法として悪くないのではないかと最近思っている。